季節はすっかり秋。
先月末、緊急事態宣言もなんとか解除され、週末は子どもの運動会、という方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍で学校行事も縮小され気味の今だからこそ、貴重なイベントは、子供たちの成長をしっかり写真に収めておきたいところですね。
(尚、くれぐれも撮影に夢中になり過ぎて、声援をお忘れなく^^)
今回は、運動会の撮影のコツについて、ご紹介したいと思います。
★その1 事前にプログラムをチェックしておこう!
運動会では、全員が同じ体操服を着て、背格好もよく似ているので、自分の子供を見つけるのに本当苦労しますよね。
子どもが出場する競技のタイムスケジュールの他、ダンスなどの立ち位置や演技の向き、徒競走などはどのレースの何番目に走るのか、何色のゼッケンなのかなども確認しておくと、子供がどこにいるのか慌てずにすみます。
最近では、学校からのプリントでそれらを事前に教えてもらえる事も多いので、運動会前のプリントはしっかり見ておきましょう。
★その2 リレーなどの徒競走で狙いたいショット
運動場をぐるっと1周する徒競走では、観覧する場所によって、それぞれに良いショットが撮影できます。
例えば、スタート場所であれば、今から走るぞ!という気合の入った表情や、緊張感でいっぱいの子供の表情が撮影できます。またスタートラインでは皆が静止しているので、ピントが合わせやすい事もメリットです。
第2・第3コーナー辺りであれば、躍動感ある走り姿がしっかりと捉えられます。動きが速いのでスピード感のあるショットになりますが、可能であれば連射モードを使って、その一部始終をしっかりとカメラに収めると、あとで見返した時にもその臨場感がよみがえります。
ゴールするところを正面から捉えるのもおススメです!(掲載の写真がそれです)
ラストスパートの自信にあふれる笑顔や、歯を食いしばっているが表情が撮影できますし、正面からの撮影は、他のお子様と重なりにくいメリットもあります。
ぜひゴールテープを切る場面まで、連射してみて下さい。
★その3 ダンスなどの全体競技はどう撮影する?
徒競走と比べ、次の動きの予想がしづらいので、どのタイミングでシャッターを押せばいいのか迷うのがダンス競技です。
事前に子供に流れを聞いておけるといいのですが、恥ずかしくて教えてくれない場合もしばしば。そんな場合は、いっそ動画撮影にしてしまいましょう。動画を見て後からいい場面だけを抜き出して静止画にすれば(少し画像は荒くなりますが)、写真としても収められます。
その場合、自分の子供のアップばかり撮影しがちですが、ぜひ全体像(引きの構図)も撮影しておきましょう。そうすれば、ダンス全体の流れが分かりやすく、時間が経ってから見直した時にも、そうそうこんなダンスをやったね~と思いだしやすくなります。
★その4 こんな場面も撮っておきたい!
子どもが競技している最中以外にも、こんな場面を撮っておけるといいなと思われるものをご紹介します。
■ 応援席で過ごすシーン
応援席で、自分の組の勝ち負けに一喜一憂する面白い表情が撮影できます(笑)
また、普段あまり見ることのない、クラスメートと話している場面も。こんな風にふざけたり、こんな楽しそうに友達と話すんだな~等、意外な一面が垣間見える事も。
■ お弁当を食べているシーン
現在は、学校によっては給食にしている所も多いようですが(もしくはコロナ禍で昼前に終わる所も多いかもしれませんが)、運動会に食べたお弁当は、何か特別で大人になっても心に残っているもの。ぜひ青空の下でおにぎりをほおばる表情を残しておきましょう!
以上、ご参考にしてみてくださいね!
株式会社スージーラボ Susylabo Inc.
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