春をすぎたらもう遅い?
2022年ご入学用 おすすめランドセルと購入のポイント
入学準備で何をおいても欠かせないのがランドセル。
一昔前なら入学前年の夏頃に購入するのが一般的でしたが、近年はそのスケジュールが年々前倒し傾向にあり早いメーカーでは年明けの1月に新作発表がスタート、全体的にも3月〜4月が予約注文のピークと言われています。
今回はそんなランドセル選びのポイントと、おすすめのメーカーをピックアップして紹介していきたいと思います。
ランドセル選びのポイント
6年間使うことをイメージする
子供の成長に合わせて買い換える制服などと違って1つ数万円、高いものだと10万円以上するランドセルは入学から卒業まで使い続けることが基本です。
子供にとって大きな節目となる小学校入学。なるべく子供が気に入ったランドセルでスタートさせたいと思うのが親心ですが、入学前に子どもが「可愛い」といって選んだカラーや刺繍が入ったランドセルも、中〜高学年になってきたときには「可愛すぎて恥ずかしい」となってしまうパターンもあるようです。
子供の好きなカラーやデザインを尊重しながらデザインの入り方やカラーの濃淡など6年生になったときでもしっくりくるデザインをママ&パパ目線でうまくリードしてあげると良いでしょう。
軽さ、大きさを考える
6年間使うことをイメージして選ぶことは重要ですが、長く使うことばかりをイメージしすぎるのもランドセル選びの失敗の原因になります。
体の小柄な子供にとってランドセルを背負うのはかなりの負担。「どうせすぐ大きくなるから」とたかをくくってデザイン性だけを重視して大きめ・重めのものを選んでしまうと後々後悔してしまうことになるかもしれません。(体が大きめの子は逆に小さいサイズを選んでしまうと後々後悔するかもしれませんね)
また子供の体と合わせたサイズ選びだけでなく収納できるサイズの確認も重要。
A4クリアファイルが入る「A4クリアファイル対応」A4フラットファイルが入る「A4フラットファイル対応」と微妙に横幅サイズの異なる2つのサイズがあるのでランドセル選びの際にはそちらもチェックしてください。
保証制度の内容を確認する
ブランドバッグ並に高価なランドセルも子供にはなかなかわかってもらえないもの。
特に男の子の場合は口を酸っぱく「大事に扱って」と言ってもそう簡単に聞いてくれるものではなく繊細な口金部分などには壊れが出てしまうこともしばしば。
多くのランドセルメーカーが「6年間保証」をうたっていますがその内容はメーカごとに異なります。保証制度の手厚さで選ぶのはちょっと違うかもしれませんが、保証の有無や対応範囲をしっかり確認しておくと壊れてしまった時の対応に困らなくて済みますね。
おすすめのランドセルメーカー
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使いやすくコスパに優れた定番のランドセル
セイバン
「天使の羽」のCMでもおなじみの国内最大手のランドセルメーカー。背負いやすさを追求した「天使の羽」をはじめ機能面が充実しているのが特徴です。
大手メーカーらしく見た目だけでなく安全性や強度、使いやすさの点に配慮された設計になっており価格も比較的手頃な価格で購入できるので、ランドセルメーカー選びで悩んでいるなら真っ先に検討してみるといいかもしれません。
またセイバンの公式ホームページではランドセル以外に、ランドセルカバーやランドセルにセットできる防犯ブザー、リコーダーケースなどオプション品も多数販売。型落ち品や展示品を50%OFFのアウトレット販売もしているので公式ホームページもチェックしてみてくださいね!
フィットちゃん
セイバンと並ぶ国内大手のランドセルメーカー。価格重視から品質重視まで幅広いラインナップが多数揃っているので一度フィットちゃんの製品モデルを確認して購入したいランドセルのイメージを決めるのも良いかもしれません。
また数量限定になりますが様々なパーツを組み合わせて自分だけのオリジナルランドセルを作れるオーダーメイドランドセルにも対応。
ホームページによると組み合わせのパターンはなんと1億種類以上あるようなので、きっと子供にぴったりのランドセルが作れることでしょう!
夜間での安全性を重視した「安ピカ」シリーズも人気ですよ。
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風合い重視!シックな工房系ランドセル
土屋鞄
上品な革の風合いで本物志向のパパやママを中心に大人気なのが土屋鞄のランドセルです。
熟練した職人による素材の選別から、負担がかかりやすい部位の補強を手縫いで行うなど、50年以上の歴史を誇る老舗カバンメーカーのこだわりが随所に取り込まれているランドセルです。
また土屋鞄のランドセルはカラーバリエーションも絶妙。他社同様にブルーやパープル、ピンクなど最近流行のカラーランドセルも豊富に取り揃えているのですが、その色合いがシックで高級感のある色合いなので、高学年になって好みのカラーやデザインが変わってきても違和感なく使用できるでしょう。
長く使うということを考えたときに選択肢に入れたくなるかっこいいランドセルです。
羽倉
工房系ランドセルの中でもデザイン性の高さで近年人気を集めているのが羽倉のランドセルです。
羽倉の工房がある兵庫県豊岡市は、国産カバンの約70%を製造しているカバンの街。
そんなカバンの街で製造される羽倉のランドセルは豊富なカラーバリーションが人気ですが、デザイン面でのもう1つこだわりの1つが「鋲なしフラップ」。
従来のランドセルのフラップに付いている鋲を省いたデザインは特許庁の意匠登録もされている羽倉オリジナルの設計。「ファッションアイテムのように楽しんでほしい」という思いの込められた洗練されたデザインになっています。
また羽倉のランドセルではフラップ、サイド、背面のカラーをそれぞれ自分好みにアレンジできるオーダーメイドランドセルも人気。上品な中にもキラリと個性が光るランドセルを選ぶことができますよ。
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もっと個性的なランドセルをお探しの方に
Kids Ami(キッズアミ)
出典:biocafe
70年以上の歴史をもつランドセル工房として高い技術力に定評のあるKids Amiのランドセルですが、横型モデルなど他のメーカーではあまり見られない個性的なデザインラインナップが豊富。
2021年から発売されている「ワンダーシャイニー」シリーズは、外見はシンプルながらフタの内側にキラキラ輝くデザインが飛び出してくる子供が大喜びのシリーズです。
また、Kids Amiのランドセルは公式ホームページから貸し出し試着を申し込めるので使いやすさが気になる方はぜひご利用ください
ARTIFACT(アーティファクト)
ランドセルといえば昔ながらのベーシックなタイプか、子供が喜ぶ可愛らしいデザインか、工房系の上品なイメージの3択・・・というこれまでの既成概念を破り、第4の選択肢を提供してくれるのがランドセルの新ブランド「ARTIFACT」です。
ブランドコンセプト「後ろ姿に、感性を。」そのままに、アシンメトリーのデザインなどランドセルの既成概念を破るスタイリッシュなデザインランドセルがラインナップされています。
2020年に発売開始したばかりの今後注目される新ブランドですね。
まとめ
今回はランドセルを選ぶポイントと、おすすめのブランドをご紹介いたしました。
ランドセルの予約は年々前倒しになる一方、デザインの多様化で1アイテムあたりの生産数量は絞られる傾向にあるため、人気のアイテムは想像以上に早く売り切れてしまうことも少なくありません。
「まだ1年あるから」と考えずに早め早めのランドセル選びをおすすめします。